競馬を始めるに当たってこのような悩みはありませんか?
「いろんな用語が有りすぎて全然何言ってるのか分からない!」
「用語の説明を聞いたことはあるけどまだあやふやだから一度ちゃんと理解したい!」
そんな悩みをお持ちの競馬初心者の方にこの記事では最低限競馬を楽しむのに必要な用語をピックアップしました。
・重要度(高)の用語5つ
・重要度(中)の用語5つ
・重要度(低)の用語5つ
この合計15個の用語をたくさんある競馬用語の中から厳選して説明に加えて使い方も追加してお教えします。
目次
1:競馬初心者が必ず知っておくべき用語5選
・穴(あな)
・払戻金(はらいもどしきん)
・指数(しすう)
・即PAT(そくぱっと)
こちらの5つは検索エンジンでも特に検索されている用語で意味を知りたいと言う方が最も多い用語集になります。
文字だけ見たらパッと意味が分からないものばかりではありますが意味は単純なものばかりなのでぜひ初心者はまずこの5つの用語を覚えていきましょう。
重要度(高)①:オッズ
オッズとは、馬券が的中した場合に掛けた金額の何倍が帰ってくるのかを表す倍率のことです。
表示方法はさまざまあり、8.9倍と倍率で表したり、1,690円といったように100円で購入した場合の払戻金として表すものがあります。 (この場合は16.9倍)
例えば競馬新聞を読む時にもそれぞれの馬のオッズが書かれています。
オッズは競馬で掛けをするに当たって一番知っておくべき単語の一つでもあるので日常生活では聞き慣れない言葉ではあると思いますがぜひ覚えておきましょう。
・使い方
重要度(高)②:穴(あな)
穴(あな)とは、人気のない馬が、レースで予想外に好成績を残した結果、掛けた金額に対して戻ってくるお金が他の馬に比べて高いときによく使われる言葉です。
「大穴」と言うワードは一般的に浸透していますがこちらは競馬から派生した言葉で、競馬でいう「大穴」というのは穴の中でも特に人気のない馬が勝つことを指します。
・使い方
重要度(高)③:払戻金(はらいもどしきん)
払戻金とは一見難しそうに見えますが馬券が当たった時に戻ってくるお金のことをいいます。
・使い方
重要度(高)④:指数(しすう)
指数というのは予想を立てる時に使われる言葉で、端的にいうと『競走馬の強さを数字で表したもの』です。
そして指数の中にも種類があり、3種類ありますので簡単にご紹介します。
・上がり指数:レースの最後の直線でどれだけスピードアップできたかというのを数字にした指数でレースに負けていたとしても上がり指数が高い馬は予想する際に非常に参考になります。
・ペース指数:走るペースを数値化して指数にしたものです。上がり指数と一緒に使われることが一般的で馬のペースが良いか悪いかなどを参考にして予想を立てていきます。
・使い方
重要度(高)⑤:即PAT(そくぱっと)
即PATとはインターネットで競馬を楽しむ際に使用するネット競馬投票サービスです。
JRA(日本中央競馬会)が運営しているこのサービスを利用すれば馬たちのオッズや細かい予想をするための情報が知れるだけではありません。
自身の銀行口座と連携させると馬券を購入して的中すれば自動的に口座に払戻金が入金される非常に便利なネットサービスなので、もしインターネットで競馬を楽しみたいという方は利用してみると良いかもしれません。
2:競馬初心者が知っておくと便利な用語5選
・流し(ながし)
・ボックス
・複勝
・中央競馬
競馬にはたくさんの用語があるので知っていれば知っているほど良いという側面はもちろんあるとは思います。
しかし先程ご紹介させて頂いた単語たちに比べて必ずまず知っておくべきいうほどではありませんが知っておくと、より競馬を理解し楽しめる用語を5つご用意しました。
重要度(中)①:三連単(さんれんたん)
三連単とは馬券の種類の一種です。
三連単は他の馬券に比べて特に有名な馬券で、競馬初心者、競馬経験者どちらにも非常に人気のある馬券です。
名前の通り3頭の馬を予想する他の馬券よりも的中が難しい馬券で3頭の馬を順番通りに当てなければなりません。
例えば、「ミッキー」「グーフィー」「ドナルド」という名前の馬が3頭いたとしてこの順番で1着から3着までゴールしたレースがあったとしましょう。
そこであなたが1着を「グーフィー」2着を「ミッキー」そして3着を「ドナルド」の順番で三連単の馬券を買っていた場合はとても惜しいですが残念ながらハズレになってしまいます。
よく知られている用語ではありますが意味を正確に知らない方も多くいらっしゃるのでこれを機に覚えて三連単を試してみましょう。
・使い方
重要度(中)②:流し(ながし)
馬券を買う際の馬券の買い方の一種になります。
3連単など複数の馬を当てなければならない馬券を1通りだけでなく何通りも買うときに軸にする馬を決めてる買い方を「流し」と呼びます。
先程の例でいいますと、「ミッキー」という馬がいたとしたら3連単を何通りも買ったとしても「ミッキー」は全ての馬券に加えるということです。
自分の中で絶対にこの馬は上位にくるという確信がある場合にやる方法でこの用語も後々使うことになると思うので今のうちに知っておくと便利です。
・使い方
重要度(中)③:ボックス
こちらも先程の「流し」と同様馬券の買い方の一種になります。
「ボックス買い」というような使い方をされる方が多いです。
ボックスとはあなたが複数の上位に来るであろう馬を予想して例えば3頭の馬を決めるとします、そしてその選択した複数の馬が1着2着3着などの全てのパターンを買う買い方をいいます。
例えば「ミッキー」「グーフィー」「ドナルド」がいたとして三連単でこの3頭が全て入っている馬券を買うのなら全部で6通りになるので全部買った場合これがボックス買いというものになります。
6通りの例を載せるとこんな感じです。
馬券2「ミッキー」「ドナルド」「グーフィー」
馬券3「グーフィー」「ミッキー」「ドナルド」
馬券4「グーフィー」「ドナルド」「ミッキー」
馬券5「ドナルド」「ミッキー」「グーフィー」
馬券6「ドナルド」「グーフィー」「ミッキー」
・使い方
重要度(中)④:複勝
複勝とは三連単のように馬券の種類の一種になります。
知名度は1位を当てるだけの単勝や最も有名な三連単ほど高くはありませんが最も当たりやすい馬券なんです。
こちらはまず自分で上位にくるであろう馬を1頭決めてその馬が3着以内にゴールすれば的中になります。
例えばあなたが「ミッキー」という馬を選んだ場合、ミッキーが1着にきても2着にきても3着に来てもあなたの馬券は的中扱いになるんです。
もちろん非常に当たりやすい馬券だというのは言わずもがなですがその分オッズが他の馬券に比べて低く、払戻金も少なくなってしまいます。
稼ぐという点においてはあまり人気のある馬券とは言えませんが初心者のうちはまず当たる楽しさを覚えるという意味において複勝を試してみるのも良いかもしれません。
・使い方
重要度(中)⑤:中央競馬
中央競馬とはJRA(日本中央競馬会)が主催者となって開催する競馬のことで日本で一番大きな団体が開催してることもあり、10の競馬場があります。
・函館競馬場
・福島競馬場
・新潟競馬場
・東京競馬場
・中山競馬場
・中京競馬場
・京都競馬場
・阪神競馬場
・小倉競馬場
があります。
そして中央競馬場に対して地方競馬場があります。
主な違いは主催者の違いや賞金や馬の違いになります。
賞金が大きいのは中央競馬で地方競馬に良いところがありますがもしお近くに地方競馬しかないという状況でなければまずは中央競馬を楽しんでみるのも良いでしょう。
・使い方
3:競馬初心者が知っていると「通」だなと思われる用語5選
・ワイド
・G1(ジーワン)
・クビ
・テン
競馬を経験していくに連れて自動的に学んでいく用語ではありますが最初のうちから意味だけでもわかっていると周りに通だなと思われる用語を5つご紹介致します。
重要度(低)①:WIN5(ウィンファイブ)
WIN5とは3連単などのように馬券の一種ですが他の馬券とは少々趣が違います。
どちらかというと宝くじに近い感覚の馬券かもしれません。
WIN5はJRA(日本中央競馬会)が指定する5つのレースそれぞれで1着になると思う馬を選び、5レース全ての1着馬を当てる馬券です。
1着になると思う馬は、自分で予想する方法と、コンピューターにおまかせで選んでもらうという二つの方法があります。
そしてもちろん5つのレースの全ての1着を当てなければならないこともありとても当てるのが難しいのですがその分当たった場合の払戻金はとても大きなものになる場合が多いです。
どちらかといえば予想して当てるというよりも宝くじをする感覚に近いかもしれませんがまだ一度も試したことのない方は一度やってみると楽しいかもしれません。
・使い方
重要度(低)②:ワイド
競馬用語のワイドとは三連単のように馬券の種類の一種になります。
1〜3着までに入る2頭の組み合わせを的中させる買い方です。
先程説明した複勝を少し難しくしたバージョンですね。
複勝が3着までに入る馬を1頭だけ当てればいいのに対しワイドは3着までに入る馬を2頭入れなければならないので少し複勝よりも難易度が高くなります。
それで3連単などに比べれば全然的中率は高いので初心者におすすめの馬券の種類であるともいえます。
・使い方
重要度(低)③:G1(ジーワン)
JRA(日本中央競馬会)の競馬にはレースごとに「格」がついています。
その格ごとに賞金の最大値が変わり、G1とはその格の中でも一番上、つまり頂点のレースが「G1」というわけです。
G1以外には他には下記ようなレースがあります。格が下から順番に
・未勝利
・500万以下
・1000万以下
・1600万以下
・オープン
・G3
・G2
・G1
全部で9つあり、自分が参加したいレースを確認する時に参考になり、覚えておくと一気に初心者から抜け出せるかもしれません!
・使い方
重要度(低)④:クビ
これはちょっと初心者からしたらなかなかに業界用語っぽいと思います。
クビとは負担はクビ差という表現で知られており、着差を表す表現です。
レースが終わった時に1着と2着の馬などが僅差でゴールした時にどれくらい離れていたかを表したい時に使われ、クビ差と行った時は馬の首一つ分の差だったという意味になります。
これに似た意味の言葉で鼻差や頭差などがあります。
初心者のうちに覚えておければレースの解説などの意味がもっとわかるようになるのでおすすめです!
・使い方
重要度(低)⑤:テン
テンとは簡単に説明すると「最初」を表す言葉です。テンの半マイルという表現を誰かが使っていたらそれは最初の半マイルという言い換えが可能です。
調べて見ないとなかなかに理解しづらい用語ではありますがテンと聞いたら「最初」とすぐに脳内変換することですぐに理解可能になると思います。
他にも例えばテン乗りというワードがありますが、こちらの意味はその馬に騎手が初めて乗ることを指します。
・使い方
まとめ
いかがでしたでしょうか。
競馬ではさまざまな用語があり、これ以外にもたくさんありますが今回は競馬初心者が知っておいたらもっと競馬を楽しめる用語を15選ご紹介しました。
もしかしたら名前は聞いたことあっても意味はよくわからなかった用語もあったのではないでしょうか。
この記事を読んでいただいたことを機に皆様がもっと競馬を理解し楽しんでもらえたら幸いです。